多面体なんだ・・・見なくてもいい面
私は最近になって気づいたことですが、人間て多面体なのですね。 単に見た目での意味だけではなく、内面も。 小さな子どもでさえすでに複数の面を持っていると考えます。 そして成長して大人になるまでにその面の数は増えるのだけれど、...
やる気
子どもが何かやる過程で、周囲の大人がその途中をみてあげているか、結果を見ているかでは、子どもの心の中の動きは違うように思います。 それはいつの時期でも同じで、まだ独り歩きができる前の時期でも。 親はこの子に「早くこれができてほしい」と先をみて気持ちが焦ります。...
ガマンすること
『ガマンすることを子供はどこで学ぶのか』 ~~1981年発行「ごめんなさいが言えますか」から。 こんな見出しで始まるページがあります。 「親が欲望をみたしてやれる間はまだ問題は起きませんが、その子が大人になって自分で欲望を満たさなければなくなった時、一ぺんに大きな挫折を味わ...
人として
第4回座談会の中で、よく出た言葉があります。 「基本は人として接する」 育ちを考える上で、私たちメンバーが大切にしていることです。 大人同士が関わりあうとき、無意識のうちに相手を 「人として」尊敬し、気遣いながら、目を見て会話しませんか?...
子供の世界、大人の世界
****** 当然ですが、子供の世界と大人の世界とでは大きな違いがあります。まず、時間的、空間的な違いがあります。大人は一生とか一年間という長い単位でものを考えることができますが、小学生くらいの子どもにとって切実なのは昨日、今日、明日のことで一生のことではありません。空間的...
「おだてる」が「育てる」こと
以前紹介した「ごめんなさいが言えますか」(35年前に初版)から要約。 ** 「育てる」を辞書でひくと、「成長させる、教え導く」という意味のほかに、「おだてる、そそのかす」という意味があります。悪いところを矯正する意味はまったくないのです。...
昔も今も (ことわざ)
ちょうど一年前。隣接する義母宅をリフォームすることになり、 片づけていたら、 「親と子のはなし ごめんなさいが言えますか」 という題の本が出てきました。 1981年初版で岡山の会社が編集・発行していました。 35年前の育児本です。 とても興味深く読みました。...