与えること・・その与え方
現代の子育てには「4つの過剰」がある。
と新聞記事になっていました。
五ヶ瀬川町をフィールドに小中学生を対象に自然体験を重んじて活動されているNPO法人の理事長がことばにしたものです。
なんだと思いますか?
******
まずは、
「物の過剰」
「指示の過剰」
家庭や学校で朝から晩まで子どもたちは
指示され、自分で考えて行動できなくなってしまう。
次に
「世話の過剰」
生活の基本的なことを親がやってしまう。
そして、
「受容の過剰」
例えば、習い事をやめたいと言えば言う通り。 (記事参照)
******
「あちゃ~」「それやってるかも」「わかるわかる」
何かを子どもに与えようとするとき
それが物であれ、形のないものであれ
大人ができるのは
ちょっと立ち止まり冷静になり
与える量や質に目をやり
本当に子どもが欲してるのか。
本当にそれだけの量を必要としているのか。
もしかしたら違うのもかもしれない。
と考えてみよう。
いずれ大人になり社会にでたとき
いつも与えられることを待っていたり
与えられてもどう使うかわからなかったり
それが本当に自分に必要かどうかもわからなくなっているのなら
こころは本当に満たされているだろうか。
子どもにより時間はかかるかもしれないけれど
それでも子どもは可能性大で
遊びの天才で
自分でやりたい気持ちいっぱい。
どう与えるか。
どれだけ与えるか。
何を与えるか。