ジレンマ:子どもも大人も
以前のブログを読んでみる。
ジレンマ。実はとても好きな言葉です。
それは悪いものではなくて
いつもそばにいてくれるもの。
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両価性ということばご存知ですか?
「ある対象に対して、相反する感情を同時に持ったり、
相反する態度を同時に示すこと。」
子どもたちが、お母さんに対して
反抗的な態度をしたかとおもうと
次の瞬間甘えてくる。
ということよくあります。
思春期にはこの心の両価性が強く出てくるようです。
もちろん私たち大人も持っています。
大体の感情のコントロールはできるようになっていますが、
色々な場面でこの両価性を感じることがあり、
俗にいう「ジレンマ」に日々向き合っています。
子どもなら
これがしたいけどめんどくさい。
やろうと思っているけどやりたくない。
弟妹はかわいいけどにくたらしい。
お母さん大好きだけど嫌い。
などなど。
大人なら
仕事に行きたいけど行きたくない。
家事をしたいけどしたくない。
子どもかわいいけど腹が立つ。
などなど。
悩んでいるお母さんと話していると
まさにそのジレンマに深くはまっている様子が見られます。
子どもへの自分の接し方を深く反省しながらも
またつい怒ってしまう。
自分を変えたいけど変えれない。
大人も子どもも人はみな両価的葛藤(ジレンマ)の中で
日々生きているのですね。