こころでものをみる・・・「星の王子さま」
王子さまは、自分の星にある1本の花と仲た
がいして、星を飛び出し、地球についたとき
に自分のと同じ花(バラ)が、庭に何千本もあ
るのをみつけます。
「なんだ自分の花は特別ではなかった。」
地球で出会ったキツネ。飼い慣らしてもらい、
絆が生まれたキツネが王子さまに秘密を教
えます。
「ものは心でみる。肝心なことは目では見えない」
「きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ」
今まで気になっていたけれど、読まなかった「星の王子さま」。
訳者によっても表現が違うかもしれない。読者によっても感じることは違うかもしれない。
それでもすごく深いメッセージがそこにはあって、とても驚きました。
大人は殻だけにとらわれて、心でものをみていない。
目の前の大切なことを見逃して、もしかしたら見ないようにして
常に大切なものを探し続けている。目の前にあるのに。
人だけではなく、ものや目に見えない何かにも、時間をかけることで絆が生まれる。
そして物事に意味をもたすのは、他ならない自分。
そんなことを感じることができました。
みなさんはどう感じますか?
(写真は太陽ではありません。月です。)