世界は矛盾でできている
空を見るのが好きです。
世界は動き続けていることを知らせてくれます。
雲の形。
空や雲の色。
太陽や月の位置。
1秒たりとも同じものはない。
それぞれが合わさってできる景色。
そして空の向こう側には宇宙があることを
どれだけの人が体験できるのだろう。
なんて。
いろいろ考えるのが好きです。
解剖学者の養老孟司のことば。
「世界は違いでできている」
その通りと納得するしかありません。
そして、私はそれと同時にこう思わずにはいられません。
「世界は矛盾でできている」
生きている中で
「それ、おかしいやん!」
「マジで!」
なんて納得できないことはたくさんあります。
矛盾の意味を調べてみると、
いかなる盾(たて)をも突き通す矛(ほこ)と、いかなる矛をも防ぐことができる盾が同時に存在することはありえない、という中国の故事から発している。とはよく知られていること。
そこから「つじつまが合わない」という意味で使われる。
大人になればなるほど、その矛盾にさらされることになります。
そして、自分自身が一番矛盾していることに気づきました(笑)
子どもに「おかし食べるな」と言っておいて、
夜中子ども就寝後、ケーキ食べてます。
だけれど、これは世界が違いでできているからで。
同じであれば矛盾は生じないのだと思います。
「世界は矛盾でできている」
子どもたちに伝えていきたい事実です。