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すり合わせは感情も


「人格」と「人格」のすりあわせ作業をするとき、ただ、ことばで伝え合うだけではなく、

時に感情を出してもいいとアドバイスがありました。

人間は「理性の動物」であると同時に「感情の動物」です。

常に冷静にいることは、感情をなしにすることです。感情をなしにすることは、自分が自分でなくなることだと思います。

例えば夫婦げんかもある程度してもいい。

その時は、ことばで言い合い、理解しようと歩みより、その後必ず仲直りする。

「お母さんとお父さんはケンカするけど、お互いことばで気持ちを伝え合い、

翌日には仲良くなっている。」

このようすを子どもが見ることは、社会での人と人とのすり合わせの仕方を学ぶことではないかと思います。

お母さんが自分の気持ちをいつもなしにして、冷静でいることが絶対だと子どもが感じてしまうと、自分も感情をなしにしないといけないと思ってしまうかもしれません。

逆にお母さんがいつも自分の感情だけを周囲に出していると、子どもはお母さんの前では感情を出せず、違うところで感情を出しすぎてしまうかもしれません。子どもにとって、とても苦しいことだと思います。上手に自分の感情を出せるかどうかは、小さいときからの周囲の大人の影響はあるかもしれません。

自分自身の感情や気持ち大切に。相手のそれも同様に。

kunisann

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