「おおきな木」
おとなの絵本として、村上春樹が訳した本としても有名になった一冊。
「おおきな木」 シエル・シルヴァスタイン 著/ 村上春樹 訳
訳す人にもよるし、読み手によっても大きくとらえ方は違うけれど、
読み聞かせの一冊としてとても好きな本です。
子どもに読んでみると、男の子、女の子でとらえ方も違う気がするし、
年齢(学年)によっても感じ方が違う気がする。
”おおきな木”は無条件に”ぼうや”を愛し、
自分の体をなくすことになっても”ぼうや”が
幸せになれるなら、必要なものを与え続けます。
ある人はこれを”無償の愛”と表した。
私にとってはあまり好きではないというか、しっくりこない言葉。
ある人は”与え、与えられ”だと表現した。
与えられるものは物ではなく、こころかな。
是非一読を。
絵本ってすごいです。
kunisann